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1文を短く - 2025/05/17

文章の改善で必ずと言っていいほど強調される題目、

  • 1文を短く

これに対して、

  • そんなことは教科書的には知ってるよ

といった感想を持つものの、具体的には訓練できないでいた。

最近、「ChatGPT に まとめ文章を見せて推敲する」という行為を繰り返していたら、コツが分かってきたように思う。
意外ではあるが「言い訳の多いひと」という印象とのつながりも見えてきた気がする。
推敲によって姿勢を正していく、これはマインドセットの矯正としても良い効果がありそうだ。


我、「こうやって推敲を繰り返していると、いままで教科書的には知っていた「1文を短く」が自分から意識できるようになってきた気がしますよ」という。

ChatGPT曰く、良い文にはリズム感があるので呼吸が疲れないという。(機械のくせに)

曰く、良くない例文はこう。

キーボードは静音性が高くて打鍵感も悪くないし、見た目もまあまあ気に入ってるけど、やっぱりデバイスの切り替えができないのが惜しいというか、もう少し何か工夫できたらと思わなくもない。

良い例文はこう。

このキーボードを使い始めてから、静かに打てることの価値に気づいた。自分の思考のテンポに寄り添ってくれる感じがして、気づけばもう、他のキーボードを触る時間が減っていた。

例を書いてもらって思い浮かんだキャラクターは、

  • 前者: ボソボソ、口をとがらせている、自己満足的、言い訳っぽい、目を見て話さない、被害妄想がちで勝手に怒ることがかもしれない
  • 後者: 淡々としている、前向き、文を追って、トーンが上がる印象、間違うと、ちょっと自己陶酔がちかもしれない

これは勝手な印象ではあるのだけど、このように感じた。

前者は自分を見ているようで痒い気持ちになった。
同時に、後者のテンポで話す人を遠ざけていたことがあることにも気づく。

人と一定以上の仲にならないことは、こういった、考え方の癖によるもの、それによって相手に与える印象、というのもあったんだろうな、と振り返るのだった。