Realforce キーボード 関連メモ
「弘法、筆を選ばず」というけれど、弘法でない私は道具選びにお金も労力もかけるのです。
― ある沼の住人
1. 選ぶ基準
まだの人にオススメする場合のひとこと
未導入の人へのひとこと
Windows なら迷わず Realforce。で、損はしないと思う。量販店で試してみよう。
続く文は、マニアックな自分メモで、参考になるとしたら、HHKB の魅力は知ったうえで悩む人向けですので。
でも HHKB 持ってるしな... と思ってる人を後押しする場合のひとこと
Mac/iOS は HHKB、Windows は Realforce で 使い分けたら良いじゃない
― どこぞの王妃風
選ぶ理由
最近のモデル(R3, RC1) で特筆したい特徴
- 🙆 キーマップの本体への書き込みができる
- HHKB でもできるが、最近のキーボードで最も嬉しい機能
- 「キーマップ入れ替え等のソフト入れられないが、外付けキーボードなら許容」といった環境においては嬉しいはず
- Bluetooth 接続先端末が複数 (最大4つ) 切り替えられる
- 仕事(リモート)用と、個人用とか?
- USB接続も含めると5つ
- 自分は据え置き用途だから、そんなに要らないけど
以前からある理由 → 感覚的な話ばっかりだが、自分には重要
- 普通の事務的キーボードの顔をしたまま、入力時の気持ちよさを提供
- 引っ掛かりのなさ
- 押し込んだときの安定感 (中の鉄板によるものだと思う)
- 癖がない配列
- Windows ユーザにとっての普通のキーが普通にあること
- ここが HHKB との大きな差異
- 矢印キーと PageUp/PageDn/Home/End/Delete が独立して存在する (R3)
- Excel を使うには必須
選ばない理由
🤔 Mac/iOS とは相性が悪い気がする
といっても、具体的に悪いところはなくて全部 感覚的であり、言語化できない。言いがかりかも
- Mac/iOS 向きは HHKB が良すぎるので、単に試す気が起きてないだけかも
- 以前に出た Mac 用モデルについては、色味含めて これじゃない感が、とてもあった
- Mac の Excel では Ctrl + PageUp/PageDn/Home/End 辺りの動作が出来ない
- これに至っては Realforce のせいでは全くない
2. モデルごとの特徴比較
Realforce R3
- 王道の形のまま、Bluetooth やキーマップ書き込みに対応したもの
- 文句がなさすぎる (これでは読んだ人の参考に全くならないが...)
- キーボードの打鍵感はシリーズ共通だが、引っかかりが無く軽いのと、打ち込んだときの「ゴスッ」とした安定感も気持ち良い
→ モデルたくさんあるので分からなくなるが、自分はこのように選択
-
🛠️ REALFORCE R3 キーボード テンキーレス 45g 日本語配列 ブラック&ダークグレー R3HC11
- テンキーなし (矢印,PageDown等は要る、テンキーは要らない)
- 日本語配列 (英語配列ではなく)
- Bluetooth (有線ではなく)
- 45g (他に、30g, 変荷重 があるらしいが、分からないので 45g にした)
realforce RC1
- まさか出すと思ってなかったコンパクト版
- 別物だが これはこれで良い、と思えるものが出せるのが、さすが
- Ctrlなどの左の親指辺りが、詰まりすぎなので、体を慣れさせる必要があるかも
- キートップの色について
- グレーと黒の2トーンなのは視認性においてのこだわりポイントのよう
- でも、すべて同じ色のバージョン、も出してほしかったな、と思う
- キーの打鍵感は、打っていて気持ちいいが、他モデルの「ゴッ」っと支える感じと比べると「カコカコ」響く感じかと思う
→ こちらも、いろいろ見てると、どれ選んでるか分からなくなってくるので気をつける
-
🛠️ REALFORCE RC1 キーボード C1HJ11
- 日本語配列
- 45g
参考
これは HHKB の方にも同じことを書いているのだけど、
「静音性」について、自戒を込めた注意点
HHKB や Realforce が「コンパクトだし静かだから、カフェなどでバリバリ使っても迷惑にならない」などと思っているとしたら、少し冷静になったほうが良いかもしれません。
「静音」なのは、デスクトップ用キーボードのプラスチック接点の擦れ音やクリック音と比較しての話であって、打鍵音や机を通した振動は、ノートPCや Magic Keyboard のような平たいキーボードとは比べものにならないはず。
喫煙者の「加熱式タバコ(IQOS)は全然匂わないからいいよね」という発言に対し、吸わない人には しっかり匂う。これと同じように見えているかもしれません。
3. 操作
接続先 端末 切り替え
- Fn + 1 : Bluetooth 1
- Fn + 2 : ..
- Fn + 3
- Fn + 4
- Fn + 5 : USB
→ 覚えてなくても、キーの側面(手前側) に印字されているので大丈夫
プロファイル(キーマップ変更の使い分け) 切り替え
- Fn + F1 ~ F4 (RC1の場合)
- 右上の 丸いボタン (R3の場合) : A⇔B の2種類のみ
Bluetoothペアリング
- Fn + P
4. キーマップ変更
キーマップ変更前後の左下キーの状態
前/後 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|
変更前/後 R3 | Ctrl | - | Win | Alt | 無変換 |
変更前/後 RC1 | Ctrl | Fn | Win | Alt* | 無変換 |
参考(Dell) | Ctrl | Fn | Win | Alt | 無変換 |
要点:
- 左下キーは結局変えてない
- 左下ではないが、CapsLock だけ Ctrl 置き換えておく (それは、Windows の標準的ではないが、Mac と行き来したときに癖で押してしまうから)